TOEICのリーディングパートが伸びない人にやってほしい対策5つ

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悩める人

TOEICのリーディングパートの点数がなかなか上がりません。どうしたら良いでしょうか。

はたひと

語彙力アップと、とにかく英文を読む量を増やすことで徐々に実力がついていきます。

  • 本記事のポイント
  1. リーディングの点数が上がらない5つの理由を紹介
  2. 点数を上げるための方法を5つ紹介
  3. リーディングパートで点数を伸ばすには時間がかかる
  4. 点数アップのために、必ずしも必要のない勉強もある
  5. リーディングパート対策のおすすめの教材を紹介
  6. 毎日、英文を読むことが大事
  • 本記事を書いたひと

リスニングパートに比べてリーディングパートの点数がなかなか上がらず、もどかしい気持ちになったことはありませんか。

今回は、TOEICのリーディングパートで伸び悩む人向けにその理由と対策を紹介しています。

いろいろな対策方法はありますが、結論は単語力を上げて、TOEICの英文をとにかく読むことになります。

はたひと

こちらで紹介する方法でTOEICのリーディングパートで時間内に問題を解き終わるようになりました。

ぜひ参考にしてください。

目次

リーディングパートの点数が上がらない5つの理由

理由のイメージ図

リーディングパートで点数が上がらない理由は以下のとおりです。

  • リーディングパートで点数が上がらない理由

順番に解説していきます。

単語力不足

一番の原因は、単語力不足です。

分からない単語が多いと、それを予想するために労力と時間を使います。すると、どんどん集中力も減っていき、時間もなくなり最後まで解けないということになってしまいます。

単語力を上げるのがリーディングパートで点を取るための近道です。

英文を読むスピードが遅い

英文を読むスピードが遅いのも点数が上がらない理由の1つです。

スピードが遅いのは単語力不足と、英文を読む量が足りないことが大きな原因です。

大量の英文を読む訓練をすることが大切です。

英文の理解力が足りない

英文を読めてもどういう意味か分からないと、点数をあげることができません。

こちらの対策としては、英文の精読する量を増やすことが大切です。

TOEICの問題に慣れていない

TOEICも問題と、その解き方に慣れていないとリーディングパートで点数が上がりにくいです。

TOEICには、TOEICに特化した問題の解き方があります。これが分かっていないと、本番で正解の根拠を探しにくいです。

TOEICの問題のクセに慣れて行くことが大切です。

文法の知識が身についていない

英文を読むための文法力が足りていないのも原因です。

英文を読む時、文法の知識がしっかりしていると、つっかえることなく、英文を理解していくことができます。

TOEICでよく問われる文法の知識を身に付けることが大切です。

リーディングの点数を上げるための5つの対策

対策のイメージ図

それでは、先ほどの問題を解決するための対策を5つ紹介します。

単語力不足の対策

単語をとにかく覚えるのが大切です。

分からない単語が減ればそれだけで読むスピードが上がります。

TOEIC用の基本的なレベルの単語帳を何でも良いので、1冊用意して90%以上覚えたら、かなりリーディングパートの点数が上がります。

さらに、単語帳学習と併せて、TOEIC用の問題集をたくさん読み、分からない単語やフレーズをピックアップして調べていく作業をするのもおすすめです。

英文を読むスピードが遅いことの対策

読むスピードが遅いことの対策は、パート6、7の英文を毎日読むことにつきます。

英文を大量に読んでいるとだんだん英文を読むことに慣れてくるためです。

必ずしも問題まで解かなくてもOKです。電車に乗っているときなどの隙間時間を利用して、英文を読む習慣をつけましょう。

また、パート6,7の英文を音読やシャドーイングするのも効果的です。

戻り読みせず、左から右に読めるようになってきます。

英文の理解力が足りないことの対策

英文の理解力不足の対策は、英文の精読です。

普通に英文を読むだけでは精読になっていないことが多いです。そのため、問題集を解いて、解説を読み込むのがおすすめです。

少しでも分からなかったり、理解できなかった問題は、必ず復習して分かるようにしておくのが大切です。

はたひと

1冊の問題集を90%以上正解でき、解説もほとんど理解できるようになるまで何回も解けばかなり力が付きます。

TOEICの問題に慣れていないことへの対策

問題をたくさん解いて、解説を読み、解き方の考え方を学ぶことが一番の近道です。

問題集の解説を見ると、問題の解き方が分かりやすく書いてあります。問題を解いて、解説をしっかり理解すれば、解き方の流れがだんだん身についてきます。

とくにダブルパッセージやトリプルパッセージ問題は、文章を照らし合わせて、答えを導くものがあります。

これは慣れていないと迷ってしまう原因になるので、問題を多く解いて解説をしっかり読み込みましょう。

文法の知識が身についていない

パート5を得意にすることが1つの対策法になります。

文法書を読みこむ必要はありません。パート5を解きながら解説を読んだり、分からないところを文法書で調べれば、文法の力が身についてきます。

パート5が得意になると、文法力が自然に身に付き、文章を読むスピードが圧倒的に上がります。

はたひと

1冊の問題集を何回も復習するのが近道です。

リーディングパートが得意になるまでの時間

時間のイメージ図

リーディングパートが得意になるまでには、数か月かかることは覚悟した方が良いです。

はたひと

ぼくは1か月でリーディングパートが得意になったと感じたことはなく、勉強して数か月後に気づいたら読めるようになっていたという感じです。

とは言っても、なるべく早くリーディングをスラスラ解けるようになりたいと思います。

その対策は、とにかく時間を確保して勉強することが大事になります。

勉強時間を確保することの大切さ

そもそも勉強時間が短いといつまでたってもリーディングは得意になりません。

短期集中で、1日にどれだけ勉強できたかが一番大切です。

リーディングが得意になるためには、勉強時間が一番大切で、次に勉強方法というイメージです。

どうやって勉強時間を確保するか

平日と休日で分けて勉強時間の確保の仕方を説明します。

平日の時間確保の方法

主に隙間時間を活用して勉強してください。

また、仕事を効率よく終わらせて、帰宅後も勉強するのがポイントです。

詳しくは以下でまとめているので、参考にしてみてください。

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休日の時間確保の方法

大まかなスケジュールを作って、とにかくTOEICの勉強をしましょう。

例えば、午前は朝食後に2時間、午後は夕食後に2時間、問題集を解くなど、ざっくりとしたスケジュールでOKです。

平日の勉強に加えて、休日に5~8時間くらい勉強すれば、結果が出るのは早いです。

はたひと

最初のうちは2時間くらいでもOKです。そのうち、勉強に慣れてきて、勝手に勉強時間が増えます。

休日にがっつり勉強するのは、TOEICで早く結果を出して勉強から解放される効果もあります。

とりあえず2,3か月の辛抱だと思って乗り切りましょう。

リーディングパートを解く時の戦略

戦略のイメージ図

リーディング力を上げることも大切ですが、今の実力でも時間配分と戦略次第で点数を上げることが可能です。

ここでは、時間配分と戦略について紹介します。

時間配分について

以下に、2023年7月現在におすすめするリーディング各パートにおける時間配分を示します。

問題数所要時間午前午後
パート53010分11時15分まで15時55分まで
パート61610分11時25分まで16時05分まで
パート75455分12時20分まで17時00分まで

各パートごとに制限時間を設けると、現段階では難易度的に正解できない問題に無駄な時間をかけることを防ぐことができます。

本番での戦略について

こちらはパートごとに解説していきます。

パート5の戦略

パート5は30問あり、10~15分で解くことを目標としましょう。

また、1問あたり20秒以下を目指すと良いです。

このパートは実力以上の問題は解けません。そのため、分からない問題に時間をかけすぎることは避け、とにかくどんどん先に進むことを意識します。

20秒かけて分からない問題は適当に塗って次に進みましょう。

パート6の戦略

パート6も10分~15分で解くことを意識してみて下さい。

単語の穴埋め問題でなるべく正解することを目指しつつ、文章を選ぶ問題も解けそうならがんばって正解を狙ってみて下さい。

2回読み返しても分からない場合は、適当に選択肢を選んで次に進みましょう。

パート7の戦略

時間内に全て解き終わらない人は、最後に10分程度残して、解けそうな問題を解きます。

試験終了10分前で190問まで解けていなかったら、残りのダブルパッセージ、トリプルパッセージ問題の最初の問題を解いてみてください。

少し読めば分かる問題があることが多いです。その理由は以下を読んでみてください。

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必ずしもやらなくて良いこと

やらないことのイメージ図

ここでは、TOEICのリーディングパートの実力を上げるために必ずしもやらなくて良い勉強方法を紹介します。

もちろん英語の実力はつくので、同時並行で進めても問題ありません。

難しいレベルの単語帳の勉強

難しいレベルの英単語帳は上級者でない限りやらなくて良いです。

理由は、難しい単語は覚えてもTOEICで出てくる可能性が高くないので、点数アップには影響があまりないからです。 

はたひと

ぼくはTOEIC700点台のときに以下の単語帳に挑戦し、挫折しました。

基本レベルの単語帳で語彙力を身に付け、あとは英文を読む中で分からない単語を調べていけば単語力は問題なしです。

TOEICで800~900点くらいになったら難しい単語帳を使うのもありかと思います。

英会話

英会話は英語の実力を上げるのには有効ですが、TOEICで点数を上げるためだけなら必ずしも必要ではありません。

TOEICだけ点数を上げたいならTOEICの勉強に集中するのをおすすめします。

もちろん、TOEIC対策にもなるので、スピーキング力なども同時に身に付けたい人はぜひ取り組んでみてください。

こちらにも詳しくまとめたので、参考にしてみてください。

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洋書や海外ニュースを読む

これも効果はありますが、点数を上げるという意味では遠回りになりかねません。

TOEICで点数を上げるためには、TOEICでよく出る単語やフレーズに大量に触れることがポイントです。

洋書や海外ニュースにはTOEICにはほとんど出ない表現も多く含まれるので、TOEICの点数をあげたいならまず、TOEIC問題を解くことを優先しましょう。

体験談:リーディングパートが得意になるとどうなるか

英文を読む人

リーディングパートが得意になると、以下のようになります。

  • 読み返しがあまりなくなる
  • 分からない単語が少なくスラスラ読める
  • 確信を持って、正解を選べるようになる
  • 時間が余って、見直しができる

一番実力が上がったと感じるのは、読み返すことなく、左から右に文章が読めるようになったことです。

毎日TOEICの英文を読む勉強をしていると、ある日自分の実力が急に上がっていることに気づくと思います。

はたひと

かならずこの感覚を感じることができると思うので、あきらめずにコツコツと勉強してみてください。

おすすめの参考書を知りたい

参考書のイメージ図

最後にリーディングパートが得意になるための教材を紹介します。

単語帳 

900点以上でない限り、単語帳は以下の2冊どちらかで良いと思います。

はたひと

1冊目の単語帳に載っている単語を90%くらい覚えた時、リーディングパートが解けるようになったと感じるようになりました。

あとは、TOEICの問題集を解きながら出会った知らない単語を一つずつ覚えていけば単語対策はばっちりです。

パート5、6対策

まずこちらを解くのが良いと思います。

はたひと

これを何回も解いたおかげで、パート5の苦手意識がなくなりました。

上の問題集を何回も解いて、ほぼすべての問題で正解できるようになったら、以下もやってみてください。

この2冊が解けるようになったらパート5対策は完璧です。

はたひと

すべて解いて解説まで理解するのは大変でしたが、この2冊のおかげでパート5が得意になりました。

パート7対策

こちらの問題集がよかったです。

難易度はそこまで高くないですが、繰り返し解くことでパート7がだんだんスラスラ解けるようになっていきます。

はたひと

ぼくは問題によっては内容を暗記するくらい読み込みました。何回も読んだおかげで英文を読むスピードが上がりました。

まとめ:毎日TOEICの長文を読んで、少しずつレベルアップしよう

先にすすむイメージ図

今回は、TOEICのリーディングパートで伸び悩む人向けにその理由と対策を紹介しました。

本記事のポイントは以下の通りです。

  1. 記事のポイント
  1. リーディングの点数が上がらない5つの理由を紹介
  2. 点数を上げるための方法を5つ紹介
  3. リーディングパートで点数を伸ばすには時間がかかる
  4. 点数アップのために、必ずしも必要のない勉強もある
  5. リーディングパート対策のおすすめの教材を紹介
  6. 毎日、英文を読むことが大事

TOEICのリーディングパートは点数が上がるのに、時間がかかる傾向にあります。

リーディングパートは、単語力を上げて、TOEIC問題集の英文を読んだだけ、点数が伸びていきます。

焦らず、たくさんの英文を読んで、徐々に点数を上げていきましょう。

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