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皆さん、こんにちは。はたひとです。
TOEICパート1って意外に難しいと思ったことありませんか。問題数が少ないし、簡単そうだから対策が後回しになりがちですが、本番でいつも分からない問題があって困っていました。
そこで今回は、そんなわたしがTOEICで900点以上を取れるようになった、パート1で満点を目指すために行っている学習方法について紹介します。
意外に難しいパートなので、しっかり対策をとる必要があります。
それではさっそく、学習方法について紹介していきます。
パート1の特徴について
パート1は、写真を見ながら4つの英文が音声で流れます。
4つの音声のうち、写真について正しい描写を語っている1つを選ぶ問題になります。
パート1は全部で6問あります(2023年3月時点)。
パート1が難しい理由
TOEIC高得点取得者でも正解できたか自信がない問題に出くわすことがあると思います。
以下に、パート1が意外に難しいと思う理由を挙げます。
- 写真の中の情報が意外に多く、読み上げられ得る対象物がかなり多い
- いろいろな表現方法があり、聞きなれない文章が流れてくることがある
- 問題によっては読み上げれる速度が速いと感じ、聞き取れないことがある
これらの問題に対応するには、パート1で出題される形式や英語での表現方法を頭にストックし、速い速度で読まれても理解できるほどに、リスニングを繰り返すことが必要です。
以下に、その対策方法を紹介します。この方法で学習すれば、パート1で満点を目指すことが可能です。
パート1対策
パート1は、問題数が6問と少なく、他のパートに比べて準備不足になりがちだと思います。しかし、TOEIC本番でパート1を自信を持って解けるか解けないかで、そのあとのパフォーマンスに影響します。
パート1でいきなりつまずくとパート2くらいまでクヨクヨしてしまいます。
パート1の苦手意識がなくなったころあたりからTOEIC全体の点数が上がったと思います。みなさんもぜひ対策をしてみてください。
学習前の注意点
まず、TOEIC専用の問題集を用意します。TOEIC専門でないと、本番で出題されない単語や表現も学習しなければならず、TOEICで点数を上げる観点では、非効率だからです。
パート1専用の問題集でも良いですし、全てのパートが掲載されている問題集でも構いません。解説がしっかりしており、ある程度問題数があるものを使うようにしましょう。
わたしは以下の問題集を使用していました。問題数が豊富で解説がしっかりしており、さらに解き方のヒントがたくさん載っているのが良かったです。
勉強法
続いて、具体的な勉強法を紹介していきます。こちらの方法をコツコツと実践し、パート1の対策を実施してきました。皆さんも是非試してみてください。
まず問題集を一通り解いてみる
まず、問題集を解きます。
分からない問題もたくさんあると思いますが、最初から最後まで短時間で解くことを意識します。
この理由としては、1回解いただけでは知識は身に付かないですし、英語も聞き取れるようにはならないので、1問あたりの勉強時間を短くしてそのかわり、問題に触れる回数を増やすためです。
解説を読んで、分からない部分は調べる
問題を解いたら解説を読みます。この時、分からない単語や文法事項が出てくると思いますが、それを調べて問題集やノートに書き込んでおきます。
わたしは、調べたことは、問題集の解説ページに直接書き込んでしまっています。ノートを用意したり開いたりするのがめんどくさいからです。
問題集は何回も解くことを想定しているので、書き込むだけで覚えることに必要以上に時間をかける必要はありません。何回も解説や自分のメモを見ていくうちに、自然に身についていきます。
とにかくリスニングする
パート1対策用に時間を確保しても良いですし、通勤時間などの隙間時間でも良いので、とにかくパート1の問題をリスニングしましょう。
どんなに頭で理解していても実際にある程度の回数と時間、音源を聞かないとパート1は正解できるようにはなりません。
可能であれば、2倍速でも聞き取れるようになるまで繰り返し聞きましょう。時間はかかりますが、時間をかけた分だけ確実に聞き取れるようになります。
たくさんの問題を聞けるので、いつも2倍速で聞いています。分からないときは、巻き戻して1倍速で聞き直すようにしています。
英文を聞いたら情景をイメージできるようにする
パート1の音源を聞く時は、ただ漠然と聞くのではなく、音声を聞いたら情景を一瞬でイメージできるようにしましょう。
これは、パート1が読み上げられた音声と写真が一致しているか判断する問題だからです。
音声を聞いて映像をイメージ化できないと、実際に写真を見ても正しいのか間違っているのか判断することは難しいです。
問題集は何回も解く
問題集は数回解いただけでは本当の実力は身に付きません。問題集の問題全てについて、分からない部分がなくなり、自信を持って解けるようになるまで、何回も解きましょう。
問題集を効率的に解く方法として、すでに100%理解できたと思う問題には、✓マークを付けて、次に問題集を解く時は✓マークがついていない問題だけ解くようにします。
すると、分からない問題だけに時間をかけることができるので、効率的に問題集を解くことができます。
わたしは、同じ問題集を10回以上は解きました。これだけ解いていると、いろいろな問題に慣れてきます。
さらなるレベルアップを目指す勉強法
ここからは、もう少し高度なパート1対策になります。今まで紹介した方法を実践しても実力が伸び悩んだと思ったら試してみてください。
表現を覚える
問題集に記載されている表現を全て覚えて言えるようにすると非常に実力が上がります。自分で言える英語表現は音声で流れてきても聞き取れるからです。
各写真に対して4つの音声があり、そのうち3つは不正解ですが、その3つの表現方法についても、どういう場面で使えるか考えて、実際に使えるようにしましょう。
写真を見て英語で表現してみる
わたしは、パート1を解くとき、音声が流れる前に、写真を見てどんな英文が流れるか予想しています。これをするようになってから、余裕をもって正解を選ぶことができるようになりました。
このような状態になるためには、普段からパート1の写真に写っているいろいろなものについて、どんな表現であらわすことができるか考えたり、調べたりする癖をつけるのがおすすめです。
日常生活の中で風景や物の状態を英語で表現する癖をつける
普段の生活の風景を英語で表現してみるのもおすすめです。
例えば、電車に乗っている時に「網棚の上に荷物がある様子」を見てどう表現するか、信号待ちをしている時に、「車が止まっている様子」をどう言えるか、考えたり、思いつかなければ、調べてみましょう。このような練習の積み重ねでパート1を得意にすることができます。
今では、見たものをどうやって英語で表現するか考えるのが習慣になりました。
ワンポイントアドバイス
もともと私は、パート1には苦手意識を持っていました。しかし、以下に紹介するポイントを意識して学習していくうちに、苦手意識がなくなりました。そのポイントをご紹介します。
こちらに紹介しているポイントを意識するようになってからパート1の得点率がグッと上がったと思います
受け身の表現に注意する
パート1では、主に2種類の受身表現が使い分けて出題されています。例えば、以下のような文章です。
① A door is being opened. ドアが開けられている
② A chair has been placed. イスが置いてある
違いは以下の通りです。
①主語 be being 過去分詞 主語がいま~されている最中を表す
②主語 have been 過去分詞 主語が~された後の状態を表す
①は、ものが何かをされている時の表現なので、ひとが映っていることが多いです。一方で、②はものが何かされた後の状態を示しているので、ひとが写真に写っていない場合が多いです。
①と②の使い分けが問題を解く時のポイントになる問題が意外に多いので、この点を意識して学習してみると良いと思います。
ひとが映っていない写真の問題の対策をする
パート1には、ひとが映っている写真とひとが映っていない写真があります。
ひとが映っている場合は、表現がシンプルで正解を選べる時が多かったですが、ひとが映っていない場合は、何についてどんな表現で読み上げられるか分かりにくいです。
そのため、パート1の学習がある程度進んだら、人が映っていない写真について重点的に勉強すると、苦手な問題が減っていくと思います。
まとめ
今回は、TOEICのパート1で満点を取得するための方法について紹介しました。意外に難しいパートなので、満点を取るためには、しっかり対策をとる必要があります。
ポイントは、「音声をリスニングする時間を増やすこと」と、「自分でも写真について英語で風景描写できるようにする」ことです。
地道にコツコツと学習にあたり、パート1で満点を目指していきましょう。
今回のように、パート別の攻略法をいくつかまとめています。以下も参考にしてみてください。