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みなさん、こんにちは。はたひとです。
TOEICを勉強していて、点数を上げるためには英会話も勉強に取り入れた方が良いか迷ったことはありませんか。
結論、TOEICの点数アップだけが目的なら、英会話学習は必ずしも必要ないとわたしは考えています。しかし、英会話学習を取り入れるとメリットがあるのも事実です。
そこで、今回はTOEICの点数アップに英会話学習が必ずしも必要ないと考える理由と、英会話学習を取り入れたほうが良いひとはどんなひとかについて、わたしの考えを紹介させていただきます。
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英会話学習が必須ではないと思う理由
転職や昇進の理由で、TOEICの点数だけがすぐに必要なひともいると思います。そのように、TOEICの点数を上げるだけだったら、英会話をせず、TOEICの勉強だけやったほうが効率が良いと思います。
そのように考える理由は、以下の3点です。
順番に解説していきます。
インプット中心の学習だけでも良いから
みなさんは、少し難しいと思う英語の文章でも単語を調べれば読めるものがあると思います。
それをいざ話してみてくださいと言われても、話すことはできないですよね。このように、読める文章は、必ずしも話せないのは当たり前のことだと思います。
文章を話せるようになるのはかなり時間がかかるのですが、読んだり聞いたりできるようになるだけなら、単語学習と文法を学習して入れば、比較的早く達成できます。
そしてTOEIC(L&R)では、リスニングとリーディングの能力をはかるテストなので、単語や文法事項のインプット学習だけでも十分対応できると思います。
英会話とTOEICで求められる能力が異なるから
TOEICでは、聞いたり、読んだりした文章の意味を正確に理解する能力が求められています。
英会話は、相手が言っていることを正確に理解することに加えて、自分が知っている知識を取り出し、素早く、正しく組み合わせて、正しい音で発音する能力が求められます。
このように英会話では、TOEICと異なる作業をしていることが分かります。
そのため、TOEICの点数を上げたいならTOEICでする脳内処理の訓練をした方が効率が良いと思われます。
TOEICの勉強時間を増やしたいから
参考:Oxford University Press『A Teacher’s Guide to TOEIC® Listening and Reading Test Preparing Your Students for Success』
こちらは、こちらは、オックスフォード大学が出しているデータになります。各得点保持者が目標とする点数を取るのにどれくらい時間がかかるかが示されています。
TOEICの左の列が現在の得点、上の行が目標の点数が書かれています。表の中の数字は、現在の得点から目標の点数を取得するまでにかかる時間を表しています。
TOEICで100点あげるだけでも結構な時間がかかることが分かります。そのため、短期間でTOEICの点数を上げたいなら、TOEICに特化した勉強に集中した方が効率が良いと考えられます。
英会話学習を取り入れた方が良いと思うひと
では、TOEICの点数を上げたいと思っているひとに、英会話学習は全くのむだかというと、全然そんなことはありません。
TOEICの勉強をしているひとで、英会話学習もした方が良いと思うひとを挙げると以下になります。
以下で順番に説明していきます。
英語を話せるようになりたいひと
TOEICの点数も取りたいけど、英語も話せるようになりたいひとは確実に英会話学習を取り入れた方が良いです。
以下の本によると、言語習得には大量のインプットと、「アウトプットの必要性」が重要とのことです。
言語習得に必要な最低条件は、「インプット」+「アウトプットの必要性」ということになります。
白井恭弘(2008) 外国語学習の科学 ー第二言語習得論とは何か 岩波新書
ここでいう、「アウトプットの必要性」とは、必ずしも口にだして誰かに言語を話すことだけではなく、心の中で唱えたり、独り言を言うことも当てはまると思われます。
英会話はこの、アウトプットの必要性の機会を増やしてくれるため、英語が話せるようになりたいひとは、やはり英会話は有効な手段だと思います。
TOEICの勉強だけではモチベーションが維持できないひと
わたしはある日突然、TOEICの勉強を続けるモチベーションが低下した時が何回もあります。
そんな時に、オンライン英会話を受けると、全然英語を話せない自分に気づき、また勉強を頑張ろうという気になりました。
わたしは、TOEICの勉強が英会話の基礎を作ると考えていたので、TOEICの勉強をやりつつ、英会話で実力確認とモチベーションの維持をしていました。
英単語やフレーズ、イディオムをしっかり記憶したいひと
英単語や英熟語って、文章の中にあれば、前後の文脈からなんとなく理解できますが、例えばTOEICパート5,6の穴埋め問題などで、選択肢の中から正解を選ぶ形式になると急に分からなくなることが良くあります。
このひとつの解決策として、英会話を利用する方法があります。経験上、英会話で使えるようになった単語やフレーズなどは確実に読めますし、選択肢のなかから正しいものを選べます。
そこで、意味があいまいな単語、前置詞との組み合わせがあいまいな英熟語などを覚えたいなら、英会話でそれを使ってみてください。数回使ってみるだけで、しっかり覚えることができます。
以下の記事では、英会話を用いる以外にも様々な英熟語暗記法を紹介しています。参考にしてみてください。
TOEICの勉強に飽きてしまうひと
TOEICだけ勉強するのが、TOEICの得点アップの近道と言われても、TOEICの勉強だけでは飽きてしまったり、実力が伸び悩むことがあると思います。
そんな時に、英会話をすると気分転換になりますし、会話の中で「この単語や表現はこう使うんだ~」というように、TOEICについて新たな気づきを与えてくれることが多いです。
先生が話している英語を一生懸命聞き取ろうとすることが、TOEICのリスニング対策にもプラスになると思うので、TOEICだけでは勉強に飽きそうだというひとはぜひ英会話をしてみてはいかがでしょうか。
TOEICに限らず、英語の勉強がなかなか続かないひとは以下の記事も参考にしてみてください。
英会話をするなら、オンライン英会話がおすすめ
英会話学習をするなら、手軽に取り組めるオンライン英会話がぜひおすすめです。
わたしはずっとオンライン英会話サービスとしてレアジョブを利用しています。
以下の記事では、わたしがオンライン英会話をするならレアジョブをおすすめする理由を紹介しています。参考にしてみてください。
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まとめ
今回は、TOEICの点数を伸ばすために英会話は必要かについて、わたしの意見を紹介させていただきました。
結論は、「必ずしも必要ではないが、やると良いこともある」になります。
オンライン英会話が必要なひとも必要でないひともいると思うので、まずはTOEICの勉強だけ行い、オンライン英会話が必要だと思ったら、同時並行で取り組むのが良いのではと思います。
オンライン英会話を行う際、どうしてもさぼりたくなる時があると思います。その時の対策を以下の記事で紹介しています。
また、英語は全くの初心者はオンライン英会話の前に取り組んでほしいことがあります。そのことを紹介した記事が以下にあるので、良ければ参考にしてみてください。
以下に本サイトで紹介した書籍のリンクを貼っておきます。英語の勉強法やモチベーション向上に役立つので、興味があれば読んでみると面白いと思います。
外国語学習の科学 ー第二言語習得論とは何か 岩波新書 白井恭弘 著(2008)
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