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TOEICでどうしても800点を超えることができません。どうしたら良いでしょうか。
今回はこんな疑問に答えます。
- 本記事で分かること
- TOEICで時間配分と戦略を持つことの大切さ
- 本番でのおすすめ時間配分
- 各パート別の戦略
- 本記事を書いたひと
- TOEIC L&R 945点取得
- TOEIC S&W 340点取得
- さらなる高みを目指して、勉強中
「TOEICで700点をとったからもっと高い点数を取りたい」とか「転職を希望する企業の募集要項に書いてある」などの理由で、TOEIC800点をとりたいと思うひとは多いのではないでしょうか。
でも800点を取るのってなかなか難しいですよね。
今回は、TOEICで800点を目指す人向けの、本番での時間配分と戦略についてまとめていきたいと思います。
本番での時間配分と戦略をマスターすれば、短期間で点数を大きく上げることができます。
わたしが800点を取得するために実際に取り組んでいた内容になります。ぜひ参考にしてみてください。
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時間配分や戦略を持つことがなぜ重要か
以下の理由から、本番での時間配分や戦略を持つことが重要だと考えます。
ひとつずつ解説していきます。
800点を狙う段階では時間内にすべての問題は解き終わらない
まず意識したいことは、800点前後の点数の時は、時間内に全ての問題を解き終わるのはかなり難しいということです。
私の場合、900点前後の点数をとれるようになってからやっと時間内に問題を解き終わるようになりました。
解きやすい問題に手を付けられないことを防ぐ
時間内に全ての問題を解けないため、時間配分を決めずに、順番に解いていくと、後半の10問~20問をただ塗りつぶすことになってしまいます。
塗りつぶした問題には、難易度が低く、点数が取れたかもしれない問題が数問ある可能性が高いです。このような事態を防ぐにはいかに自分が解ける問題に時間を確保するかが重要になってきます。
時間配分と戦略をあらかじめ決めておくと、自分が解きやすい問題を選び、それを解くための時間確保が可能になります。
戦略の有無で得点に影響が出る
リスニングパートのパート3,4では、流れてくる音声以外にも、正解を選ぶための情報があります。
パート1,2の時間も有効に活用して、その情報に目を通し、正解を選ぶための準備をすることが重要になってきます。
そのために、リスニングパート(パート1~4)では、問題を解く流れを事前に決めておくと、点数アップにつながります。
本番での時間配分
それでは、まず最初にTOEIC本番における時間配分を見ていきましょう。
時間配分はリーディングパートで必要になってくるので、ここではリーディングパートでの時間配分について、紹介します。
今の点数や各パートの得意度によって最適な時間配分は変わってくるので、必要に応じて調整してみて下さい。
おすすめの時間配分
以下に、2023年3月現在におすすめするリーディングパートの各パートにおける時間配分を示します。
問題数 | 所要時間 | 午前 | 午後 | |
パート5 | 30 | 10分 | 11時15分まで | 15時55分まで |
パート6 | 16 | 10分 | 11時25分まで | 16時05分まで |
パート7 | 54 | 55分 | 12時20分まで | 17時00分まで |
各パートごとに制限時間を設けると、現段階では難易度的に正解できない問題に無駄な時間をかけることを防ぐことができます。
また、戦略なしに順番に問題を解いていくと、パート7のダブルパッセージ問題、トリプルパッセージ問題のほとんどに手が付けられない事態になります。
このダブルパッセージ、トリプルパッセージ問題にも、比較的簡単に解ける問題がいくつかあり、ここに時間を確保することが可能になります。
本番での戦略
以下では、各パートごとにやること、意識することをまとめていきます。
ここに書かれていることを実践するようになってから順調に点数が伸び始めました。
ぜひ参考にしてみてください。
パート1,2に臨む時の戦略
パート1と2では、問題の音声が流れる前に、「Direction」としてそのパートの説明が音声で流れます。
この「Direction」が流れている間に、パート3,4のページを見て、グラフやイラストなどの「絵」を見ておきます。
ここでは、グラフやイラストを見て、どんなストーリーになるか、何が問われるか一瞬で良いので予想しておきます
例えば、以下のように道路と建物のイラストがある問題を見たとします。
選択肢が建物であり、さらに「hospital」や「pond」などが示されています。ここから、「hospital」や「pond」との位置関係からA~Dのどれかを選ぶことが予想できます。
余裕があれば、設問や選択肢の中で比較的長めの文章も読んでおきましょう。設問と選択肢の関係は以下の図を見てください。
パート3,4を解いている時に長い設問や選択肢に出くわすと緊張と短い時間制限の中で読みきれないことがあります。
しかし、あらかじめパート1,2の「Direction」の間に読んでいれば、全部で2回読むことになり、文意を理解できる確率が上がります。
無理はしないでできる範囲で良いです。わたしは長めの設問や選択肢を読むことについては、800点後半を取れるようになってからやっとできるようになったので。
パート1,2は地道に普段の勉強を続けないと、本番で急に点数アップすることは難しいです。
以下に、詳しい勉強方法を紹介しているので、良ければ参考にしてみてください
わたしが、パート1と2用に使っていた問題集は、TOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 2 & 1
問題数が豊富で、解説がしっかりしていて、とても勉強になりました。この問題集を80%以上解けるようになれば、パート1,2は問題なく解けるようになります。
パート3,4に臨む時の戦略
パート3,4は問題の会話文が音声として流れる前に、3つの設問を先読みします。
3つの設問からどんなストーリーが音声として流れてくるか予想しておきます。
例えば以下の問題があったとすると、32~34の設問を読んで、流れてくる会話の流れを予想しておきます。
設問が、
「(32)会話がどこで行われているか?」、「(33)男性は何に困っているか?」、「(34)男性は何をするか?」
だったとします。
すると流れてくる会話は、
「会話がどこで行われているかが話される」、「話し手が何かに困っていることを述べる」、「その対策が述べられる」
と予想できます。
800点を狙うなら、各設問に設定されている(A)~(D)の選択肢も先読みしておきたいです。選択肢を先読みできていると、回答をマークする際の時間が短くなり、次の問題の3つの設問先読み時間を多く確保することができます。
こちらも可能であればで構いません。普段から練習しておかないと、(A)~(D)の選択肢まで読むのはけっこう大変だからです。
以下に、パート3,4を解く際の詳しい方法や学習方法を紹介しています。良ければ、参考にしてみてください。
このパート用で使っていた問題集は
パート5に臨む時の戦略
パート5は30問あり、10分で解きます(1問あたり平均20秒)。
このパートでは、試験当日までに身に付けてきた実力以上の問題は解けません。
そのため、分からない問題に時間をかけすぎることは避け、とにかくどんどん先に進むことを意識します。
20秒かけて分からない問題は、思い切って勘で解くぐらいの気持ちで臨みましょう。
パート5の穴埋め問題の学習方法を以下にまとめています。良かったら参考にしてみてください。
このパート対策ではTOEIC(R) L & R テスト 究極のゼミ Part 5 & 6
パート5,6をより得意にするためにさらに2冊の問題集を解きました。
その2冊は、
かなり難しいですが、この2冊が解ければ、パート5,6はほぼ問題なしになると思います。
パート6に臨む時の戦略
パート6も10分前後の制限時間を設けて解きます。
このパートには、しっかり読んでも正解するのが難しい問題がでてくることがあります。
そんな問題に出会ったら、文章を読みこんで時間をかけるともったいないので、いさぎよく勘に頼って良いと思います。
パート7に臨む時の戦略
このパートは最初の方はシングルパッセージ問題なので、順番に解いていきます。
しかし、残り10分になったら、残っている問題の中で、分かりそうな問題だけ解き、文章を全部読まないと解けないと思われる問題は解かずに塗りつぶしましょう。
残り10分で解ける可能性があるのが、ダブルパッセージ、トリプルパッセージ問題の1問目です。
以下に、ダブルパッセージ問題を例にして説明します。
ダブルパッセージやトリプルパッセージ問題の設問を見てみると、例えば、「What is the purpose of the e-mail?」のように、2つ、3つの文章を見なくても最初のe-mailだけ読めば、解ける問題があります。
この例では、設問181がメールの目的は何か聞いており、e-mailの文だけ読めば、181を解くことができます。
シングルパッセージ問題に比べて、ダブル、トリプルパッセージ問題の文章は1つ1つはそれほど長くないので、短時間で読むことができます。
設問182もe-mailだけ読めば解けそうなら解き、下のbrochureも読まないと解けないと判断したら、設問182~185は適当に塗って、次のダブル、トリプルパッセージ問題に進みます。
このように、ダブル、トリプルパッセージは、最初の設問だけは、1つの文章を読めば解けることが多いので確保した10分間でこれらの問題をできるだけ解くのがおすすめです。
こちらの記事ではパート7の勉強方法を紹介しています。よければ参考にしてみてください。
このパートでは、TOEIC L&R テスト 究極のゼミ Part 7
問題数が多く、解き方のコツが載っていて、とても参考になりました。かなりおすすめの問題集です。
まとめ
今回は、TOEICで800点を目指すための本番での時間配分と戦略を紹介しました。
本記事の内容は以下の通りです。
- TOEICで時間配分と戦略を持つことの大切さ
- 本番でのおすすめ時間配分
- 各パート別の戦略
ポイントは、リスニングパートでは、「各パートごとにやることをあらかじめ決めておく」、リーディングパートでは、「各パートごとにかける時間を決めておき、解ける問題に時間を充てる」になります。
慣れないうちは、なかなかうまくいかないこともありますが、練習したり本番で何回もこのポイントを実践していくうちに、得点が上がっていくこと間違いなしです。
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